JR九州在来線特急リポートその2 「783系かもめ+ハウステンボス・みどり併結列車」

 続いては、783系の「かもめ」・「ハウステンボス」・「みどり」という多層列車を見ていきます。

 この3階建て列車が登場したのは、テーマパーク・ハウステンボスが開園した1992年(平成4年)3月25日のこと。当時は485系で運用されていましたが、2000年(平成12年)3月から783系に変更されました。この3階建て列車は日本の鉄道でも唯一の存在です。

 なぜ、このような列車が登場したのか?

 それは、博多~鳥栖間の線路容量の問題でした。現在のダイヤでも1時間に上下30本の列車がこの区間を走行します。普通列車、快速列車に、鹿児島本線特急「リレーつばめ」・「有明」、長崎本線特急「かもめ」・「みどり」・「ハウステンボス」・久大本線特急「ゆふ」・「ゆふいんの森」とこれだけの特急列車が走るので当然、線路容量が足りない。こういった事情があり、「かもめ」・「ハウステンボス」・「みどり」という全国でも珍しい3階建ての多層列車が誕生したわけです。


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 ダイヤ改正で「リレーつばめ」廃止、「有明」減便により、線路容量に余裕が出来たことから、JR九州にとっても案内、連結作業が面倒なこの列車を廃止にはちょうどいいということで、「かもめ」+「みどり」・「ハウステンボス」の3階建て列車の廃止に踏み切ったのです。


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 かつて、長崎本線から佐世保線が分岐する交通の要衝で多くの優等列車が分割・併合を行った肥前山口駅。今回の「かもめ」+「みどり」の分割・併合の廃止により、肥前山口駅での分割・併合を行う優等列車はなくなります。








かもめ35号 長崎行き+ハウステンボス19号 ハウステンボス行き+みどり19号 佐世保行き 博多発車後

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