富山地方鉄道の車両
鉄道線
富山地方鉄道の車両形式番号は鉄道線の電動車(モハ)の場合、5桁のうち上3桁が電動機出力をPS(馬力)で表示し、下2桁が形式番号を表示する他社では見られない付け方がされています。制御車(クハ)および付随車(サハ)は形式番号のみとなっています。
例:14760形→147馬力・60形
モハ14720形・クハ170形
1962年(昭和37年)に、日本車輌で製造された自社発注車両です。製造当初はモハ14721-サハ222-モハ14722の3両編成でしたが、1969年にサハ222はクハ170形に改造して、後述の10020形に組み込まれていたサハ221もクハ170形に改造して以後、モハ14720形とクハ170形の2両編成を組んでいます。現在、2両編成2本在籍しています。現在稼動中の富山地方鉄道の鉄道線車両の中では、最も古い車両です。
電鉄富山
塗装は2種類あり、第1編成は上半分がイエロー・下半分がグリーンの新塗装になっています。
電鉄富山
一方、第2編成は 白地に窓周りがライトグレーで、窓下に赤の帯を入れる旧塗装のままです。
車内はセミクロスシートで、ドア間が転換クロスシート、車端部はロングシートになっています。登場から48年経っていますが、未だに現役で走っています。

区間:稲荷町→東新庄
車両:14722
制御方式:東洋電機製 抵抗制御 発電制動なし
10020形
稲荷町
1961年に第1編成、1964年に第2編成、第3編成が日本車輌で製造されました。こちらも当初はサハを組み込んだ3両編成でしたが、1969年(昭和44年)にサハを外して2両固定編成に、サハは後にクハ170形に改造されました。1993年(平成3年)に全車冷房化されましたが、能力が低いため、夏場はあまり運用されず、さらに唯一、ワンマン化改造が行なわれておらず、2004年(平成16年)に特急がワンマン化されて以降、運用は減少しました。2005年に第1編成、2006年に第2編成が老朽化のため廃車となり、現在は第3編成のみ在籍しています。その編成も運用は、朝ラッシュ時のみでそれ以外の時間帯は稲荷町の車庫で留置されています。
no data....
14760形
富山地方鉄道創立50周年にあたる1979年(昭和54年)に、同社初の冷房車として日本車輌で製造されました。1979年から1981年にかけての3年間にわたって増備が続けられ、増結用のクハ175を含めて現在は15両在籍しています。富山地方鉄道、鉄道線の主力車両です。
寺田
前面デザインは上部に後退角が付けられ、窓も大型化してセンターピラーの細い連窓状となり、列車種別・行先表示幕が大型化された窓の内側に、周囲を黒く塗装の上で設置されるなど、当時の流行を反映したデザインとなり、側窓も当時の流行であるユニット式の2段上昇窓が採用されるなど、各所のデザインがリファインされており、今までの車両よりも印象が一変しています。
連結器上部には回転式タイフォンカバーが左右対称に2基設置されていますが、実際にタイフォンが設置され、吹鳴されるのは運転台寄りの1基のみで、車掌部寄りのカバーはタイフォンを増設・換装することを考慮して、準備工事(予備)になっています。
寺田
近年、14760形も新塗装に変更されている編成も登場しています。
車内はセミクロスシートを採用。
その他、鉄道唱歌など、何種類かの車内チャイムが搭載され、かつては特急列車の車掌放送時などに流れることがあったそうで、ミュージックホーンも取り付けられていたようですが、現在は撤去されているそうです。

区間:越中荏原→越中三郷
車両:14764
制御方式:東洋電機製 抵抗制御
オール電動車なので性能がよく、中小私鉄にはもったいない走りです。
10030形
寺田
1971年(昭和46年)から1973年にかけて製造された元・京阪3000形で、1990年(平成2年)から1993年にかけて、先頭車のみ2両編成8本、計16両譲り受けました。入線に際し、種車が制御車(クハ)で、軌間も異なるため、営団地下鉄3000系廃車発生品の足回りに変更。形式名は、電動機出力を基準とする富山地方鉄道の形式命名規則に従い10030形となりました。当初は京阪時代の塗装のまま運用していましたが、1999年までに全車新塗装になりました。
車内は、補助イスが封印された以外は京阪時代のまま。テレビも残されていたそうですが、現在は撤去されています。
10030形の走行音は2種類存在します。
その1

区間:五百石→榎町
車両:10038
制御方式:三菱電機製 抵抗制御
その2

区間:東新庄→越中荏原
車両:10044
制御方式:日立製 抵抗制御
こちらは、最近一部の編成がJRの485系の廃車発生品の足回りに交換した走行音です。まんま国鉄型の走行音ですね。あと、この車両の警笛が変です。(笑)
16010形
電鉄黒部
1969年(昭和44年)に登場した元・西武5000系レッドアローで、1995年~1996年にモハ+モハ+クハの3両編成2本6両を譲り受けました。走行機器は後継車両10000系ニューレッドアローに譲ったため、JR九州の485系電車廃車発生品の足回りと京急1000形(初代)のマスコンハンドルを組み合わせて、16010形に生まれ変わりました。しかし、乗客数の減少により、2005年に中間電動車は電装解除されサハに、その走行機器をクハに移植して2編成ともMc-M'cの2両編成に再改造されました。編成から抜かれた中間車は普段、稲荷町テクニカルセンターに留置され多客時増結用でその際はMc-T-Mc'の編成が組成されます。しかし、組み替え操作の煩雑さもあって殆ど増結の実績はないそうです。
車内は、デッキ仕切り、トイレ・車販準備室を撤去し、その部分に4名分の座席と清涼飲料水の自動販売機とゴミ箱を設置。
座席は西武時代のまま。転換機能、リクライニング機能も健在。

区間:浜加積→滑川
車両:16013
制御方式:日立製 抵抗制御
軌道線
7000形
富山駅前
日本車輌製造にて1957年(昭和32年)から1965年(昭和40年)にわたり22両製造されました。1969年にワンマン化、1970年に列車無線の取り付け、1984年から1989年までの間に順次冷房化。路線の縮小、8000形の登場で、10両が廃車となり、現在は12両在籍しています。

区間:西町→荒町→桜橋→電気ビル前→地鉄ビル前
車両:7019
制御方式:メーカー不明 抵抗制御 釣りかけ駆動
8000形
富山駅前
1993年に日本車輌製造で5両製造された。制御方式はVVVFインバータ制御で、集電装置はシングルアームパンタグラフを使用しています。いずれも富山地方鉄道では初採用です。

区間:電気ビル前→桜橋→荒町
車両:8001
制御方式:東洋電機製 GTO素子VVVFインバータ制御 前期型
9000形
富山駅前
富山地方鉄道富山都心線(環状線)の開業2009年12月23日にデビューした富山地方鉄道の最新型車両。新潟トランシスで3編成製造された2車体連節低床式路面電車(LRV)。同様の車両に熊本市交通局9700形・0800形、岡山電気軌道9200形、万葉線MLRV1000形、富山ライトレールTLR0600形があります。車体の塗装は編成によって異なり、デ9001が白、デ9002が銀、写真のデ9003が黒とモノトーンになっています。「CENTRAM(セントラム)」という愛称がつけられています。
9000形の車内にある液晶式の路線図。環状線の新規路線(丸の内~荒町間)開業で、路線の廃止や譲渡で100km下回っていた総延長距離が再び100km台になりました。環状線の運行ルートは赤矢印の通り、反時計回りのみの一方通行です。
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富山地方鉄道の車両形式番号は鉄道線の電動車(モハ)の場合、5桁のうち上3桁が電動機出力をPS(馬力)で表示し、下2桁が形式番号を表示する他社では見られない付け方がされています。制御車(クハ)および付随車(サハ)は形式番号のみとなっています。
例:14760形→147馬力・60形
モハ14720形・クハ170形
1962年(昭和37年)に、日本車輌で製造された自社発注車両です。製造当初はモハ14721-サハ222-モハ14722の3両編成でしたが、1969年にサハ222はクハ170形に改造して、後述の10020形に組み込まれていたサハ221もクハ170形に改造して以後、モハ14720形とクハ170形の2両編成を組んでいます。現在、2両編成2本在籍しています。現在稼動中の富山地方鉄道の鉄道線車両の中では、最も古い車両です。
電鉄富山
塗装は2種類あり、第1編成は上半分がイエロー・下半分がグリーンの新塗装になっています。
電鉄富山
一方、第2編成は 白地に窓周りがライトグレーで、窓下に赤の帯を入れる旧塗装のままです。
車内はセミクロスシートで、ドア間が転換クロスシート、車端部はロングシートになっています。登場から48年経っていますが、未だに現役で走っています。

区間:稲荷町→東新庄
車両:14722
制御方式:東洋電機製 抵抗制御 発電制動なし
10020形
稲荷町
1961年に第1編成、1964年に第2編成、第3編成が日本車輌で製造されました。こちらも当初はサハを組み込んだ3両編成でしたが、1969年(昭和44年)にサハを外して2両固定編成に、サハは後にクハ170形に改造されました。1993年(平成3年)に全車冷房化されましたが、能力が低いため、夏場はあまり運用されず、さらに唯一、ワンマン化改造が行なわれておらず、2004年(平成16年)に特急がワンマン化されて以降、運用は減少しました。2005年に第1編成、2006年に第2編成が老朽化のため廃車となり、現在は第3編成のみ在籍しています。その編成も運用は、朝ラッシュ時のみでそれ以外の時間帯は稲荷町の車庫で留置されています。
no data....
14760形
富山地方鉄道創立50周年にあたる1979年(昭和54年)に、同社初の冷房車として日本車輌で製造されました。1979年から1981年にかけての3年間にわたって増備が続けられ、増結用のクハ175を含めて現在は15両在籍しています。富山地方鉄道、鉄道線の主力車両です。
寺田
前面デザインは上部に後退角が付けられ、窓も大型化してセンターピラーの細い連窓状となり、列車種別・行先表示幕が大型化された窓の内側に、周囲を黒く塗装の上で設置されるなど、当時の流行を反映したデザインとなり、側窓も当時の流行であるユニット式の2段上昇窓が採用されるなど、各所のデザインがリファインされており、今までの車両よりも印象が一変しています。
連結器上部には回転式タイフォンカバーが左右対称に2基設置されていますが、実際にタイフォンが設置され、吹鳴されるのは運転台寄りの1基のみで、車掌部寄りのカバーはタイフォンを増設・換装することを考慮して、準備工事(予備)になっています。
寺田
近年、14760形も新塗装に変更されている編成も登場しています。
車内はセミクロスシートを採用。
その他、鉄道唱歌など、何種類かの車内チャイムが搭載され、かつては特急列車の車掌放送時などに流れることがあったそうで、ミュージックホーンも取り付けられていたようですが、現在は撤去されているそうです。

区間:越中荏原→越中三郷
車両:14764
制御方式:東洋電機製 抵抗制御
オール電動車なので性能がよく、中小私鉄にはもったいない走りです。
10030形
寺田
1971年(昭和46年)から1973年にかけて製造された元・京阪3000形で、1990年(平成2年)から1993年にかけて、先頭車のみ2両編成8本、計16両譲り受けました。入線に際し、種車が制御車(クハ)で、軌間も異なるため、営団地下鉄3000系廃車発生品の足回りに変更。形式名は、電動機出力を基準とする富山地方鉄道の形式命名規則に従い10030形となりました。当初は京阪時代の塗装のまま運用していましたが、1999年までに全車新塗装になりました。
車内は、補助イスが封印された以外は京阪時代のまま。テレビも残されていたそうですが、現在は撤去されています。
10030形の走行音は2種類存在します。
その1

区間:五百石→榎町
車両:10038
制御方式:三菱電機製 抵抗制御
その2

区間:東新庄→越中荏原
車両:10044
制御方式:日立製 抵抗制御
こちらは、最近一部の編成がJRの485系の廃車発生品の足回りに交換した走行音です。まんま国鉄型の走行音ですね。あと、この車両の警笛が変です。(笑)
16010形
電鉄黒部
1969年(昭和44年)に登場した元・西武5000系レッドアローで、1995年~1996年にモハ+モハ+クハの3両編成2本6両を譲り受けました。走行機器は後継車両10000系ニューレッドアローに譲ったため、JR九州の485系電車廃車発生品の足回りと京急1000形(初代)のマスコンハンドルを組み合わせて、16010形に生まれ変わりました。しかし、乗客数の減少により、2005年に中間電動車は電装解除されサハに、その走行機器をクハに移植して2編成ともMc-M'cの2両編成に再改造されました。編成から抜かれた中間車は普段、稲荷町テクニカルセンターに留置され多客時増結用でその際はMc-T-Mc'の編成が組成されます。しかし、組み替え操作の煩雑さもあって殆ど増結の実績はないそうです。
車内は、デッキ仕切り、トイレ・車販準備室を撤去し、その部分に4名分の座席と清涼飲料水の自動販売機とゴミ箱を設置。
座席は西武時代のまま。転換機能、リクライニング機能も健在。

区間:浜加積→滑川
車両:16013
制御方式:日立製 抵抗制御
軌道線
7000形
富山駅前
日本車輌製造にて1957年(昭和32年)から1965年(昭和40年)にわたり22両製造されました。1969年にワンマン化、1970年に列車無線の取り付け、1984年から1989年までの間に順次冷房化。路線の縮小、8000形の登場で、10両が廃車となり、現在は12両在籍しています。

区間:西町→荒町→桜橋→電気ビル前→地鉄ビル前
車両:7019
制御方式:メーカー不明 抵抗制御 釣りかけ駆動
8000形
富山駅前
1993年に日本車輌製造で5両製造された。制御方式はVVVFインバータ制御で、集電装置はシングルアームパンタグラフを使用しています。いずれも富山地方鉄道では初採用です。

区間:電気ビル前→桜橋→荒町
車両:8001
制御方式:東洋電機製 GTO素子VVVFインバータ制御 前期型
9000形
富山駅前
富山地方鉄道富山都心線(環状線)の開業2009年12月23日にデビューした富山地方鉄道の最新型車両。新潟トランシスで3編成製造された2車体連節低床式路面電車(LRV)。同様の車両に熊本市交通局9700形・0800形、岡山電気軌道9200形、万葉線MLRV1000形、富山ライトレールTLR0600形があります。車体の塗装は編成によって異なり、デ9001が白、デ9002が銀、写真のデ9003が黒とモノトーンになっています。「CENTRAM(セントラム)」という愛称がつけられています。
9000形の車内にある液晶式の路線図。環状線の新規路線(丸の内~荒町間)開業で、路線の廃止や譲渡で100km下回っていた総延長距離が再び100km台になりました。環状線の運行ルートは赤矢印の通り、反時計回りのみの一方通行です。
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